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Posted by 京つう運営事務局 at

紙のいらないFax

Faxにセットしていた用紙がいつの間にか無くなっていて、
Faxが受信できていなかったということがたまにあり、
そんなときに限って重要な内容だったりします。

お客様から「Fax送りましたので見てもらえませんか。」と
電話を頂いたとき、外出中ですぐに見ることができない場合も
多々あり困っていました。

いつの間にか用紙が無くなっていても、外出中でも、
メールでFaxの内容を見ることができるサービスがあればと、
常々探していましたが、ようやく満足できるFaxサービスを
見つけることができました。


D-FAX|Faxをメールで受け取れるインターネットFaxサービス
http://www.d-fax.ne.jp/


受信のみのサービスとなり、登録手数料2,625円(税込)/回線が
初回のみ必要となりますが、受信料と月額費用が無料の
大変お得なサービスです。

こんなサービスがあると、今後Fax機器が売れなくなるのではと
心配してしまいますが、D-FAXでネットとFaxがよりシームレスに
つながることで、また新しい使い方やFaxを使ったビジネスモデル
が注目されると予想しています。

「紙のいらないFax」は、不要なFax受信による紙のムダ使いを
なくして出費を減らし、外出中でもFax内容をすぐに確認することが
できて、活動を加速させることができる、強力な知的創造ツールの
一つになるといえるでしょう。


D-FAX|Faxをメールで受け取れるインターネットFaxサービス
http://www.d-fax.ne.jp/

  


2009年12月24日 Posted by ノート at 03:02Comments(0)ニッポン

4月4日は【あんぱんの日】

1875(明治8)年、明治天皇が水戸邸の下屋敷を訪れる際に、木村屋のあんぱんが出されました。

木村屋の木村安兵衛に「これまでは京都の和菓子をお出しすることが多かったが、純日本製のパンをお出ししたらどうか」ともちかけたのが、当時の侍従・山岡鉄舟先生でした。

木村安兵衛は、それまでのあんぱんに工夫をこらし、日本を代表する花である八重桜の塩漬をいれた桜あんぱんを開発しました。

「外見はパン(洋風)でも、中身(心)はあん(和風)」

そのフレーズは、ヨーロッパの物質文化とニッポンの精神文化が、うまく融合しつつある当時のニッポンの状況を見事に表現しているようですが、それから1世紀以上の年月を経た昨今において、中身(心)がカラッポでは、あんぱんは美味しくありませんので、食べれば元気が心から湧いてくるような、いつまでも中身(心)のいっぱい詰まった美味しいあんぱんであってほしいと願うばかりです。

134年前の当時に思いを馳せて、あんぱんをぜひ食べてみてはいかがでしょうか。いつも何気なく食べているあんぱんとは違って美味しく感じるかもしれません。

あんぱん誕生ものがたり - 木村屋總本店
http://www.kimuraya-sohonten.co.jp/history1.html (日本語)
http://www.kimuraya-sohonten.co.jp/history1e.html (英語)

知ってました? 4月4日は「あんぱんの日」なんです - Infoseek ニュース
http://news.www.infoseek.co.jp/society/story/03fuji320090403200/

今日は何の日 | 20090404 - 阪神百貨店
http://hs-today.tblog.jp/?day=20090404

山岡鉄舟
http://tesshu.kcnote.com
  


2009年04月04日 Posted by ノート at 09:00Comments(0)ニッポン

最も革新的な国で売れ続けてきたロングセラー商品

「最も革新的な国は?」と聞かれれば、どの国をイメージするでしょうか。

米リーハイ大学の最近の調査によると、ニッポンだそうです。

最も革新的な国は日本,次いで北欧諸国 -- 米大学調査:ITpro
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Research/20081028/317957/

ただ、「16種類の製品カテゴリについて,新製品が定着するまでに要する時間を分析し,31カ国を評価した。」とのことですので、【革新的】という表現でよいのかどうか、よくわからないところです。

そして、「新製品が定着するのにかかる時間が最も短いのは日本(5.4年)」ということだそうですので、要するに、新製品の定着が早い、つまり新製品のライフスパンが短く、次々と新製品が出ては無くなるということですので、逆の見方をすれば、ロングセラー商品が生まれにくいということになるのかもしれません。

ということで、これからはロングセラー商品を応援するようにしてみようと思います。

すぐに思いつくところでは、当時ポルトガルのポートワインに似せて創ったといわれる、サントリーの赤玉スイートワインが100年以上続いているロングセラー商品です。

赤玉スイートワイン サントリー
http://www.suntory.co.jp/wine/original/akadama/

「こんどの百年もご一緒に」というフレーズは、どこまでご一緒できるか分かりませんが、とても気に入っているフレーズです。

他にも、ロングセラー商品があれば応援したいと思いますので、ご存知の方は是非お薦めしてください。

最も革新的といわれる国で売れ続けてきたロングセラー商品には、最も激しい市場競争を生き抜いてきた確かなエッセンスがぎっしり詰まっていると思っています。
  


2008年11月13日 Posted by ノート at 08:00Comments(0)ニッポン

地中海料理

以前、「地中海式ダイエット」について取り上げさせて頂きましたが、今度は、地中海料理は心臓病やがん、またアルツハイマーなどの神経変性疾患にかかるリスクを減少させるとする研究結果が、イタリア・フィレンツェ大学のフランチェスコ・ソフィ氏らから発表されました。

「地中海料理」に心臓疾患やがんの予防効果、研究成果 国際ニュース : AFPBB News
http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2516825/3328563

このことを特に意識しているわけではないのですが、やはり地中海の恵みを体内に取り込むということで、国内で買うときはスペイン東南沿岸部から南フランス、イタリア、ギリシアでつくられたワインを優先的にセレクトするようにしています。(下の写真は南フランスのワインです。)

フランス南部のワイン

ポルトガルやトルコのワインも、現地に行けば知り合いの方とご一緒させて頂いたり、お土産として頂いたり買って帰ったりしますし、料理ともよく合いますので、もちろん頂けるときは美味しく頂いています。

ただ、最近のニュースを見ていますと、ニッポンで健康を促進しながら暮らしていくためには、とにかく口にするものは信頼できる生産者から直接(あるいは信頼できる流通ルートを通じて)、安全な食材を確保することが何よりもまず大切なのではと考えさせられます。
  


2008年09月16日 Posted by ノート at 08:00Comments(0)ヨーロッパ

NIPPON MADE と MADE IN JAPAN

商品を買うとき、日本製かどうかを知るために裏面に「MADE IN JAPAN」と書かれてあるかどうか見ることが最近多くなったように思います。特に量産品、たとえニッポン風伝統工芸的な商品であっても、「MADE IN JAPAN」でない商品が市場に氾濫しているように感じます。

しかしながら、「MADE IN JAPAN」という表現も、ニッポンのブランド力を考えたとき何か物足りないと感じていたのですが、アシックス社はとても意義深い商品コンセプトを発表しました。

アシックス、細部まで日本製にこだわったシューズ「NIPPON MADE」 - 日経トレンディネット
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/news/20080811/1017554/?top


「素材からデザインまで日本製にこだわった」

これこそ、ニッポンのブランド力を高める上でとても重要なことと感じましたが、いかがでしょうか。

そして、そのことを表現するとき、「NIPPON MADE」は、とても相応しい表現だと感動してしまいました。

ちなみに「JAPAN」は英語ですから、基本的に英語圏または英語が通じる人にしか理解できないということになります。たとえば、フランス語では「ジャポン(JAPON)」になりますし、「ヤポン」とか「ハポン」と言わないと通じなかったりする国もあります。

そう考えますと、「JAPAN」よりは「NIPPON」を含んだ新しいスタンダード的な表現で統一し、ニッポンのブランド力を高めるように世界へ発信していくことが重要と思いました。

昨日の、北京オリンピック男子体操団体決勝では、採点方式の変更で惜しくも金メダルを逃しましたが、難易度を競うA得点でポイントを稼いだ中国に対して、正確性を競うB得点でポイントを失わないという戦い方を貫いたニッポンは、正確で高い品質がニッポンの強さだということをあらためて世界に示してくれたように思います。

その点は、是非とも胸を張って欲しいと強く思いました。

いよいよ今日から北京オリンピックの野球が始まります。勝つことを宿命付けられた北京オリンピックとなりましたが、NIPPON の野球の魅力を世界、そしてニッポンの子供たちの目に焼き付けるような戦い方をしてほしいと願っています。

「NIPPON」という言葉に込められた意味が、必ずニッポンを元気にしてくれるはずです。

  


2008年08月13日 Posted by ノート at 08:44Comments(0)ニッポン

関西を元気にする?関西空港会社の注目すべき取り組み

結論から先に言わせて頂きますと、これはニッポンの文化を海外へ発信するという視点で大変すばらしい取り組みだと思っています。

待ち時間 堺へどうぞ : 大阪 : 地域 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/osaka/news/20080530-OYT8T00069.htm

トランジット(乗り継ぎ)の時間を有意義に過ごしたいナレッジトラベラー(=時間とお金を有効活用する知的な旅行者)は、きっと喜ぶはずです。

たとえば次のフライトまで1日近くあれば、空港内のカフェやショップで時間を潰すよりも街中へ出た方が、少なからず時間とお金を有効に使うことができるでしょう。

また、時間的に余裕をもってルートを選択できるナレッジトラベラーの場合、より多くの国や都市を訪ねるために直行便を利用せず、立ち寄りたい国にトランジットする便を選択することで、お金を有効に使おうとするかもしれません。

空港のあるヨーロッパの主要都市では、直通の電車やバスで街の中心地まで1時間かからず出ることができますが、その中で、チューリヒ(スイス)やウィーン(オーストリア)で、実際にそういうケースがあったので、徒歩やレンタサイクルで街を一回りしながらカフェやレストランに立ち寄ることができ、その街(国)を訪ねた気分になりました。

そして、重要なのは、ここからです。

このトランジットですが、ナレッジトラベラーにとって実は利用する航空会社を選ぶとき重要な因子になります。なぜなら、最終目的地は同じでも、ナレッジトラベラーは、どの国にトランジットして街へ出られるようにするかを、その旅のプラス・アルファとして組み込もうとフライト時間を調整するからです。

その際、うまくトランジットができない航空会社は選択肢から外されてしまうかもしれません。

ですので、この取り組みは航空会社との連携がとても重要で、特に午前中にニッポンへ到着するヨーロッパからトランジットするときに、うまく利用してもらえるようにトランジットの時間を確保することがポイントのように感じています。

トランジットで立ち寄ったニッポンのことは、きっと目的地や帰宅後の話題にしてもらえるはずですので、それはニッポンの文化やホスピタリティ(親切さ、思いやり)を伝えることができる絶好の機会と考えることができます。

さらには、その発信拠点として大阪府堺市の重要度が今後高まり、海外へ発信される関西圏から西日本の情報が大阪府堺市に集まり始めるのではとも感じているところです。

いずれにしましても、ひとりでも多くの外国人にニッポンの良さを知ってもらう善いきっかけになることを心より願っています。

  


2008年06月01日 Posted by ノート at 08:00Comments(0)ニッポン

風呂敷・ハシ・うちわ、してその心は

7月に開催される北海道洞爺湖サミット(主要国首脳会議)で、参加する各国政府代表団や報道陣に贈られることが内定した「伝統文化3点セット」が、風呂敷・ハシ・うちわ ということだそうです。

サミット土産は「風呂敷・ハシ・うちわ」、エコ日本アピール
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080510-OYT1T00415.htm?from=navr

サミットの主要テーマである地球環境問題に対する外交的なPRはもちろんのこと、ニッポンの伝統工芸を振興するため、それらは生粋の MADE IN JAPAN であることを願うばかりです。

ちなみに、巷の100円ショップで売られている大半のニッポン風商品は、よく見ると MADE IN JAPAN (国産)でないことを、知らないという方は少なくないはずです。

ですので、古くから伝承されてきたニッポンの技で創られた、生粋のMADE IN JAPANな「伝統文化3点セット」を、その本来の良さや使う意義を伝えるために贈らなければならないのは、実は、古き良き生粋のニッポン文化を忘れつつあるニッポン国民の方かもしれません。

知恵が発達した人類にとって自然は身近な存在でなくなり、その有難さが薄れてしまっているのかもしれませんが、その「伝統文化3点セット」に込められた、その心とは「自然(地球)への思いやりと感謝」で、その心がなければ本当の意味で使いこなせないのではと感じます。

風呂敷 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A2%A8%E5%91%82%E6%95%B7#.E4.BB.8A.E6.97.A5.E7.9A.84.E5.86.8D.E8.A9.95.E4.BE.A1

にもありますように、たとえば風呂敷は現代的にアレンジして使うことで、様々な活用例がまだまだ創造されていきそうです。

温故知新とは、まさしく、このようなことを示しているのではないでしょうか。

そして、新しい次代を切り拓いていくためには、やはり「温故」という発想が必要不可欠といえるのではないでしょうか。

  


2008年05月25日 Posted by ノート at 08:00Comments(0)ニッポン

ニッポンの茶所といえば

やはり静岡、京都(宇治)が有名ですが、最近、世界的にも注目を集めているのが九州で、フランス茶業組合も注目し、世界各国の茶を紹介するDVDが制作され、その中で、抹茶で知られる八女茶と併せて「かごしま茶」が紹介されるとのことです。

「かごしま茶」フランス茶業組合が取材/南九州市 : 南日本新聞-鹿児島県内ニュース
http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=10775

同組合のスカラ理事長いわく、

「フランスでは緑茶消費が伸びており、鹿児島は市場として大きな可能性があると思う」
「茶のルーツをたどる世界で初めての試み」

とのことですが、その中でニッポンの茶が注目されていることはもちろんのこと、それは単なる「ニッポンの茶」としてではなく生産地によって「ニッポンの茶」が異なり、それぞれニッポンの各地域において培われてきた茶のブランドがあるということが世界的に知られていくという点に大変重要な意味があると感じています。

たとえば、外国人に

「これがニッポンの茶ですよ。」

と紹介しても、

「ソノオチャハ、シズオカデスカ、ソレトモキョウトノウジ?ヒョットシテ、カゴシマ?」

と逆に質問されてしまうことを、今後は想定しておかなければならなくなると感じています。

ニッポン人として当然知っていると思われてしまうということ。

そのプレッシャーこそ、改めてニッポン人に「学ぶ」意義を気づかせてくれるのではと思っています。


  


2008年05月24日 Posted by ノート at 08:00Comments(0)ニッポン

京都の海の幸でつくる本場マルセイユのブイヤベース

自転車レースの最高峰ツール・ド・フランスの山岳ステージを見に行くため、マルセイユ空港へ着いたのは忘れもしない2006年夏のことでした。

しかし、山岳ステージが翌朝からスタートするというタイトなスケジュールにもかかわらず到着が夜遅くなってしまい、そのスタート地となるガップという街まで夜間レンタカーで向かわなければならなかったため、マルセイユ市街地へは少ししか立ち寄ることができず、しかも深夜だったため、本場マルセイユでブイヤベースを食べることができませんでした。

どこで何を食べれなかったという記憶は、案外いつまでも残ってしまうようで、いつかは美味しいブイヤベースを食べたいと思い続けている私は、昨日、こんなニュースを見つけました。

asahi.com:【京都】洋の漁師鍋 宮津名物に - 食
http://www.asahi.com/food/news/TKY200802220159.html

これは、とても素晴らしい取り組みだと素直に思いましたし、このブログ「知的創造ルネサンス」が目指しているポリシーみたいなもの(ヨーロッパとニッポンがリンクすれば新しい何かが生み出される)とマッチする取り組みだとも思いましたので、是非とも応援したいと思っています。(味見でしたら、いつでも出来ます。)

ところで、ブイヤベースの本場マルセイユには、「ブイヤベース憲章」があるそうです。(さすがはフランス人だと思ってしまったのは私だけでしょうか。)

ブイヤベース - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%82%A4%E3%83%A4%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%B9

この「ブイヤベース憲章」を日本版にアレンジし、京都から国内外へ発信してブランド化されてみてはいかがでしょうか。

それにより完成度が高められた日本版ブイヤベースを、本場マルセイユのブイヤベースと食べ比べる。これは、本場マルセイユでブイヤベースを食べ損ねた、私の切なる願いです。

それでは、関係者の皆様、何卒よろしくお願いいたします。
  


2008年02月23日 Posted by ノート at 08:10Comments(0)ニッポン

ミシュランの旅行ガイド

岡山県は、昨年フランスで発行されたミシュランの旅行ガイドで、中四国で最も多い20の観光地が紹介されたことを受け、岡山観光をヨーロッパに売り込もうと力を入れているそうです。

岡山観光、欧米に売り込め ガイド本で県PR
ミシュランで後楽園「三つ星」
http://www.sanyo.oni.co.jp/sanyonews/2008/01/20/2008012010242682005.html

この記事の中で、外国人の視点という意味で非常に興味深いと思ったのは、

意外なところでは、香川県の直島が岡山に分類されて1つ星になった。岡山県担当者によると「何度も香川だと説明したが、『岡山から行けるのだから岡山だ』と言って聞き入れてもらえなかった」という。

という箇所でした。

ミシュランの調査員は、もちろん外国人がニッポンを観光することを想定しながら調査していると思いますので、そういった視点がとても重要だと思いました。(もちろん、岡山県のページにあるけれども実は香川県ですという記載は必要だと思っています。)

たしかに瀬戸内海地域で一体感をもつというような発想がないと、外国人観光客の受け入れを促進し、より一層、瀬戸内海地域の振興を円滑にすすめることができないようにも感じました。

さらには、

昨年11月には英国のデーリー・テレグラフ紙が後楽園を取材しており、近く日本庭園などを特集する。

ということだそうです。

今後も、ヨーロッパでのニッポンブームは、まだまだ続きそうです。

そういう私は、ミシュランなどの調査員よりも一足早く、2006年の年末に倉敷の美観地区などを中心に岡山県をクロール(巡回)してきましたが、岡山で最もよいと感じたのは、やはり西の横綱・湯原温泉と、倉敷の美観地区よりも路地裏の雰囲気といったところでしょうか。

どこか懐かしく、京都に通じるニッポンらしさが残っていたように思います。

  


2008年01月21日 Posted by ノート at 08:00Comments(0)ニッポン

歌詞のない国歌

国歌に歌詞がないと困るときがあります。たとえば、スポーツの国際試合の試合前や表彰式の国旗掲揚のときなど。

それは、スペイン国歌のことで、試合前に選手が歌うことがなく、他国と比べて、大きな声で歌えない(気合が入らない?)という悩みがあり、その悩みを解決する活動が始まりつつも、なかなか難航しているそうです。

CNN.co.jp:歌詞のないスペイン国歌、歌詞候補に批判相次ぐ
http://www.cnn.co.jp/showbiz/CNN200801180007.html

幸いにしてニッポンの国歌『君が代』には歌詞があります。しかも、字余りではありますが、五・七・五・七・七の短歌で、

知的創造ルネサンス:2008年元旦
http://kci.kyo2.jp/e39065.html

で書いたように、深い意味がこめられ、実にニッポンらしく洗練された歌詞だと思うのは私だけでしょうか。

大学までは『君が代』を斉唱する機会が年に何回かありましたが、社会に出てからは、その機会がなかなかあるものではありません。だからといって、カラオケなどで歌ってしまえば、友人や会社の人から右よりの人と間違われてしまうでしょう。

たとえば、国際的なスポーツイベントで現地へ応援に出かけ、多くの日本人と一緒に国歌を斉唱するとき、自分が日本人であるというアイデンティティを実感しつつ、スポーツ観戦をする中で、一気にテンションがあがる瞬間でもあります。(もちろん、現地まで行かずともテレビ観戦しながら国歌を斉唱しても、実感することはできます。)

最近では、フランスで開催されたラグビーのワールドカップ、台湾で開催された野球の北京オリンピックアジア予選などでたくさんの日本人が試合前に国歌を歌っていたことは、まだ記憶に新しいところだと思います。

もし、ニッポンの国歌に歌詞がなければ。
あるいは、ニッポンの国歌の歌詞が公募で選ばれ、変わるとすれば。

色々と想像をかりたてられる記事ですが、いずれにしましても、スポーツの国際試合の試合前に国歌を大きな声で歌うことができるニッポンは、7000通の応募があったスペインからは羨ましがられている国のひとつだと思って間違いなさそうです。

そして、スペインがニッポンの善さを教えてくれたような、そのような気もしています。

  


2008年01月19日 Posted by ノート at 08:00Comments(0)ヨーロッパ

地中海式ダイエット

現在、地中海式ダイエットと呼ばれているものは、そもそもギリシャの人々、とくにクレタ島の人々の豊かな栄養学的伝統で、現在の西洋式食事法の基礎をなすその食事法は、紀元前4世紀からずっと続いているそうです。

その地中海ダイエットを妊婦が行うと、産まれてくる子どものアレルギー予防に効果があるという調査結果が、クレタ大学の研究チームから発表されました。

妊婦にお勧め地中海式ダイエット、子どものアレルギー予防に効果的 国際ニュース : AFPBB News
http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2336907/2526112

オリーブオイル、シリアル、パン、豆類、野菜、果物、そして少量の卵とチーズ、牛乳、肉、魚、そして食事ごとにワインをほんの少し。なるほど。ダイエットといっても食べないのではなく、要は、地中海の恵みを少量ずつ食べることが健康の秘訣ということだそうです。

たしかに、地中海地域の野菜や果物は大きく、色も鮮やかですので、見るからに健康によさそうです。これまで、地中海式ダイエットを特に意識したことはなかったのですが、地中海地域へ行ったときは知的好奇心と食欲から、それぞれ、その地域に伝わる伝統的なサラダを必ず食べるようにしてきました。

フランスでは、ツナやトマトが入ったサラダ・ニソワーズ(ニース風サラダ)や、ポーチドエッグやベーコンが入ったリヨネーゼ(リヨン風サラダ)が日本人の味覚によく合うと思いますし、ギリシアでは、さっぱりとしたヤギのチーズやオリーブが入ったグリーク・サラダ(ギリシア風サラダ)も、一度食べればクセになる味だと思います。

サラダ・リヨネーゼ


どうやら、各地域に伝わる伝統的なサラダは、地中海式ダイエットを一皿にまとめたメニューと見ることができそうです。

一方、ニッポンでも、オリーブがとれたり、天気のよい日が多いなど、地中海地域と共通点のある【瀬戸内海】という地域があります。さすがに、紀元前からの伝統的な食事法などはないかもしれませんが、その共通点から【瀬戸内海式ダイエット】を、地中海式ダイエット日本版として打ち出してみても面白いと思いました。

Yahoo!検索 - 瀬戸内海式ダイエット
http://search.yahoo.co.jp/search?p=%E7%80%AC%E6%88%B8%E5%86%85%E6%B5%B7%E5%BC%8F%E3%83%80%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%83%83%E3%83%88

Yahoo!検索しても、まだ該当する情報はないようでしたので、どこが最初に始めるのか、楽しみに待ちたいと思います。
  


2008年01月18日 Posted by ノート at 08:00Comments(0)ヨーロッパ

ブランドカフェ

伊ブルガリ、英ダンヒル、伊フルラなど、銀座に旗艦店を展開するヨーロッパのブランドや高級専門店がレストランやカフェに力を入れているそうです。

カフェやレストラン 手軽にセレブ気分 ブランドの銀座旗艦店、相次ぐ出店
http://sankei.jp.msn.com/life/lifestyle/080113/sty0801131203002-n1.htm

京都でも、こういった流れに敏感に反応する人が増えればと思いました。

京都らしく、たとえば老舗の呉服店と珈琲店がコラボレーションできれば、それぞれの伝統がミックスされ、また新しい商品や文化が生まれてくるのではと期待されるところです。

ヨーロッパのカフェは、作家や芸術家が気の合う仲間と語り合うことはもちろん、街を行き交う人の会話やファッションなどの流行を敏感にキャッチする場として利用した、まさしく知的創造の場でしたので、そのヨーロッパのカフェ文化を様々な既存事業と結びつけることによって、新しい価値が発掘されることも少なくないはずです。

ニッポンの伝統的なブランドが、思い切ってヨーロッパのブランドと手を組むのを見てみたいという想いもあります。

いかにして古きを温め、新しきを知るか。

その術を、ヨーロッパのカフェ文化に委ねるのも、とても面白い試みだと思います。
  


2008年01月15日 Posted by ノート at 08:00Comments(0)ヨーロッパ

日本食ブーム

海外では、日本食がブームになっています。しかしながら、ヨーロッパのスーパーで日本食の食材を買おうとすると、その値段に驚かされます。一方、ニッポン国内では、100円ショップや99ショップで食材が販売されるほど低価格化がすすんでいます。

この日本食ブームの中、愛媛の企業が頑張っておられます。

日本食研、海外事業を強化・台湾に新会社
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20080110c6b1001y10.html

ところで、海外では日本食の何に惹かれるのでしょうか。日本人がナイフとフォークを使って食事をする際のマナーに気遣うように、お箸を使って食事をする難しさ(?)そのものを楽しんでいるようにも思えます。

ニッポンへ帰る飛行機の中で、外国人の子供が母親に、醤油のことを「これは何?」とたずねると、「ジャパニーズ・スパイス」と教えていました。今まで、大豆でできた「ソイ・ソース」でよいと思っていましたが、たしかに醤油はニッポンで発祥したニッポン独自の調味料なので、その方が外国人にとっては分かりやすいのではと思うようになりました。

「ジャパニーズ・ティー」といえば、「緑茶」。
「ジャパニーズ・レスリング」といえば、「相撲」。

世界中に存在するモノや文化でも、最初に「ジャパニーズ」とつければ外国人に通じるような独自なモノや文化こそが、ニッポンの魅力なのではと感じるようになりました。

  


2008年01月12日 Posted by ノート at 08:00Comments(0)ヨーロッパ

2008年元旦

2008年の活動はココから始まりました。いや、2008年が始まったとき、たまたま偶然に、その近くにいたと表現した方がよいかもしれません。この写真をみて、すぐに「おっ!」と気づいた人は、かなりのニッポン愛好家です。

この石にコケがむすまで末永く平和な時代が続くことを願って詠まれた古歌の上一句を替えて、国歌『君が代』となりました。その石は、下関の乃木神社に奉納されており、静かに参拝者を迎えています。

さざれ石 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%95%E3%81%96%E3%82%8C%E7%9F%B3

君が代 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%9B%E3%81%8C%E4%BB%A3

ひとつひとつは小さな細石(さざれいし)ですが、巌(いわお)となり、苔(こけ)がむすまで長い年月を経る。

偶然は、時に必然と感じることがあります。
2008年の私に課せられた責務だと痛感しました。
  


2008年01月11日 Posted by ノート at 13:55Comments(0)ニッポン